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THIS WAY. A JOURNAL FOR FUTURE.

We, the Community. - 246 COMMON

246 COMMON

We, the Community.

2012年8月2日。真夏の炎天下、溶けそうになりながら、僕らは一生懸命、床の掃き掃除やペンキ塗りをしていた。翌日から本格オープンする246 COMMONという新しい場所のために。

いよいよの大詰めは文字通りの全員野球。立場も肩書きも関係なく、みんなで小屋の組立を手伝ったり、仕上げに無数の枝を小屋に打ち付けたり、絵を描いたり、10トンのウッドチップを床に敷き詰めたり、テントを立てたり、それこそ何でもやった。

その裏で、各自が通常の仕事をしながら、出店者さんを集めたり、WEBやフライヤーなどの制作物をつくったりしていたので、正直よくやったよなぁ、と思う。少人数で、全員がこれほど頭と身体を動かして、ひとつの場をつくりあげたなんて、他にあるんだろうか?少なくとも東京、ましてや表参道にはないと思う。

246 COMMONはコミュニティのための場だ。この界隈で暮らす人、働く人、学ぶ人や遊びに来る人が、普段は忙しく動き回っているのだけど、おいしいものやクリエイティブなものを囲んでわいわいとやれる場所。

働き方、仕事のやり方や商売の方法論も、なるべく手を動かしながら、大きなハードをつくるのではなく、最小限のなかでどこまで面白がって新しいことができるか、という考え方が根底にある。

もちろん、誰にとっても初めてのことなので、失敗だらけ。嫌になっちゃいそうでした。色々な人がいて、色々な価値観があるということがあらためて身に沁みるけど、少しずつ良くなってきている。僕たちってみんな、思っているほどにはバラバラじゃないのかもしれない。皆さん気軽に寄ってくださいね。

246common

青山に共に生きる仲間の集うコミュニティをこの地に住む人、働く人、通う人、遊びに来る人、美味しいものや、楽しいことを集めた、みんなの「つどい場」です。

URL

246common.jp

CREDIT

事業主体 :
カフェ・カンパニー

総合プロデュース :
流石創造集団

運営 :
MEDIA SURF COMMUNICATIONS

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田中佑資 (MEDIA SURF COMMUNICATIONS)

246COMMON 00

描きはじめの246 COMMON

東京スカイツリーや渋谷ヒカリエなど、今年新名所と呼ばれる空間が各地で誕生し、8月3日、246 COMMONも加わった。

長いような、短いような4ヶ月間が過ぎ、多くの人たちがこの場所に、賞賛と不満を残した。訪れる人すべてに感動をもたらす空間なんて夢かもしれない。

ただ、皆が皆、目指すモノが違うからこそ、人それぞれに違う感動を与えられると思う。子供が遊ぶ光景もあれば、お店とお客との何気ないやりとり、知らない人同士でのコミュニケーションの場など、そこに人それぞれの、さらには日々違った感動が得られるような空間。

点描画のように、近くで見るとただの点の集合体でも、少し距離を置けば素晴らしい一つの絵になるように、この4ヶ月間は完成に向けて少しの点を落としたにすぎないのだと思う。

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中川昂平(246 COMMON スタッフ)

WALKING DISTANCE

僕は少し前にクラシック業界にいたことがあるのだが、クラシックって過去に完成されたモノにどれだけ近づけるかっていう大枠があって、それが自分にとってすごく退屈なものに思えてしまって......。だから音楽は死んでしまった人の曲を聴くよりも、Liveに行くほうが面白いと思うんです。

やっぱり音楽って時代を反映したものだと思うし。転べば瘡蓋が出来る。脈々と血が通っている感じっていうか、勿論痛いんですけど、生きている感じがする。

今生きている、コンテンポラリーな場所。この時代に生きている人々が一つの場所を共有し創り上げて行く。そんな所に魅力を感じています。

僕は、この246 COMMONという場所で新たな文化が根付き、訪れた人が今の自分の位置を再確認できるような、文明のスピードにあった新しい価値を提示できるような、そんな場所にしていきたい。

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倉本潤(246 COMMON スタッフ)
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